銀行総量規制の法律はどのように借入れに影響しているか

数年前に法律が改正されてからというもの、貸金業者の間では大きな再編が起こりました。その再編の元になった法律改正というのが銀行総量規制です。この法律がカードローンなどにも適用されるようになり、どのようにしたらいいのかと多くの貸金業者が頭を悩ませる事になったのです。

そこでひとつの会社がある判断を下したのです。それは銀行総量規制の対象にならないということです。この法律は貸金業者向けの規制の法律であって、銀行ではそのような規制はありません。もし銀行にそのような規制があるのだとしたら、間違い無く中小企業の社長は借入れができなくなって倒産してしまうでしょう。それくらい銀行に法律を適用するのは馬鹿げていたのです。

だからこそ貸金業者は銀行系カードローンとなっていったわけです。つまり貸金業法の中で活動をしていると、この銀行総量規制の適用をされてしまうので、商売が難しくなりますが、銀行のもとであれば規制されることはないのです。ある貸金業者が方針転換をしてから、ほとんどのカードローンはこの規制外に置かれることになったのです。不思議なことに、国もあまりこのことについては文句をいう事はなかったそうです。

もともとこの銀行総量規制というのは年収の3分の1を超えるような貸付を禁止するものです。借入れを禁止するのではなく、貸付を禁止しているので、罰則は業者側に行くことになっています。だから貸出ができなくなる可能性が高いと睨んだ貸金業者が、銀行系カードローンになっていったというわけです。もちろん今でもこの規制の中で仕事をしている業者はありますが、ほとんどが中小の小さなところばかりです。

結果的にカードローンがこのように流行しているというのは、この法律が大きく影響しているといえるでしょう。つまり銀行系カードローンはこの法律の適用外で使いやすいから多くの人が使っているわけで、他の貸金業法に関わる業者にとっては法律が適用されるので貸出が鈍り、借入をするユーザーにとっても使いにくいものになったというわけです。

影響は大きかったですが、こういう工夫を業者側がしてくれたおかげで、我々ユーザー側も非常に助かっていますね。

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