就職できなかった半年間は消費者金融などのサービスで食いつないだ

愛知県在住 A.Nさん(26歳)
日本が新卒採用を中心として採用人事を行なっているというのは皆さんも御存知のとおりだと思います。就職できないと、その年にはエントリーすらもしてもらえないという過酷なもので新卒採用のせいで就職できないという人が何万人も日本では存在しているのです。

それが未だにこれほど続いているのは全く理解ができないのですが、私としてもこの新卒採用は続けてほしくないという思いもありますが、こればかりは私だけではどうしようもありません。私は就職できなかった半年間の間、ずっと大変な苦労をして来ました。

就職活動を続けるために色んな所に行きましたし、お金にも苦労しました。アルバイトもしながらでしたが、遠くに行くためには大金が必要だったために、カードローンも使っていました。東京でカードローンの即日融資を使ったこともあります。

そして何度かカードローンを使っていたときに「そろそろ本格的に返済できるようにしないと駄目だ」というように思い始めました。返済のために頑張らないと行けないと思っていたところに、何とか働ける会社を見つけることができて、今に至ります。

やっとそこから即日融資でも使っていたカードローンを返済するようになったのですが、ほんとにもう少ししたら危なかったと思います。即日融資のカードローンについては返済を優先させました。利息もそこまでついていなかったので、大して時間はかかりませんでしたが。

もしこれが新卒採用に関係なく採用する会社がもっと多い日本社会だったらと思うと、残念でなりません。即日融資のカードローンだって使わなくても就職できたかもしれないですし、そうであったら私を始め多くの人にとってすごく良かったと思うのです。

これからも新卒採用が続くようであれば、カードローンを使ってでも生活して行かないといけない人というのは増えていく可能性があります。少しでも早くこの文化を何とかして欲しいと思います。私も実体験をした人間のひとりとして、協力したいと思っています。

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